2024年9月20日 バンコクの天気は曇りときどき雨
朝8時に起床すると、外が少し騒がしいことに気がつきました。
窓の外を見ると、すぐ隣に「ラチャマンカラ国立競技場」という大きな競技場があり、朝からにぎわっているようです。
• ラチャマンカラ国立競技場:バンコクにあるタイ最大規模のスポーツ競技場で、1998年に建設されました。主にサッカーの試合が行われる場所であり、タイ代表の試合や国際試合などで多くのファンが訪れます。また、競技場は約5万人以上の収容が可能で、スポーツイベント以外にも大規模なコンサートやイベントが開催される競技場です。
その後、ホテル内のジムへ行ってみましたが、あまり広くないジムに利用者はおらず、少しさびれた印象でした。設備も十分とは言えず、マシンの数が少なく、中には壊れているものもありました。
少し残念に思いながらも、次はプールを見に行くことに。プールもそれほど大きくはありませんでしたが、屋上にあり、バンコクの景色を見渡せる素晴らしい眺めが楽しめました。
今日はまず両替をしに行く予定です。昨日はクレジットカードが使える場所がほとんどなかったため、現金が必須だと感じたからです。
事前に調べたところ、レートが良いと評判の「SIAM EXCHANGE」という両替所(住所:422/3 Pathumwan Intersection, Wangmai, Payathai Rd., BKK 10330)に行くことにしました。
昨日と同じく、Grabでタクシーを呼び、朝10時頃に出発しましたが、想像以上に渋滞が激しく、1時間以上車内にいたことで車酔いをしてしまいました。耐えきれず途中で降りて、そこから30分ほど歩いて両替所に向かいました。 無事に両替所に到着し、念のためパスポートを提示しましたが、今回は確認を求められなかったため、場合によっては不要かもしれません。しかし、多くの両替所ではパスポート提示が求められるため、持参しておくと安心です。
場所は最初はわかりにかったのですがモール内の2階にありました。
両替を終えた後、近くの「サイアムスクエア」というショッピングモールのレストランに入り、パッタイとタイティーを注文しました。料理はどれもおいしく、特にタイティーは甘さが強めで、最初はおいしかったものの、後半は少し甘さがこたえました。
サイアムスクエア:バンコクの中心に位置するショッピングエリアで、地元の若者や観光客に人気のスポットです。ファッションや雑貨の店舗が並ぶほか、レストランやカフェも充実しており、一日中楽しめる場所です。エリア内にはサイアム・パラゴンやサイアム・センターといった大型ショッピングモールもあり、高級ブランドからカジュアルなショップまで幅広い買い物が楽しめます。夜になるとさらに多くの人々が訪れ、活気に溢れたエリアです。
食後にサイアムスクエア周辺を散歩していると、小さなフリーマーケットを見つけました。
そこでタイの民族衣装風のパンツを200バーツほどで購入。このパンツは寺院に入る際に履くと良いと聞いていたため、早速履いてみると軽くて動きやすく、気に入りました。帰国後はパジャマとして使おうと考えています。
次の移動は、再びGrabでバイクタクシーを呼びました。車の渋滞や車酔いが気になっていたため、バイクタクシーは素晴らしい選択でした。移動が早く、料金も安く、風を感じながらの移動はとても爽快で、ストレスなく移動できました。バイクタクシーで「ワットアルン」に到着し、チケットを購入して腕にスタンプを押されました。
ワットアルン:チャオプラヤー川の西岸に位置するタイの仏教寺院で、「暁の寺」という意味を持つ、バンコクを象徴する観光名所のひとつです。高さ約80メートルの大きな仏塔(プラーン)が特徴で、塔は美しい陶磁器やガラスで装飾され、太陽の光を受けて輝きます。特に夕方から夜にかけてのライトアップされた姿が幻想的で、多くの観光客が訪れます。階段を上りながら周囲の景色を楽しむこともでき、フォトスポットとしても人気な観光スポットです。
入場料は200バーツで、バイクタクシーは70バーツです。
ワットアルンの敷地内には観光客やお土産屋が多く、一通り見て回った後、今回の旅行の目的の一つである「プラクルアン」を購入しました。
プラクルアンはお土産屋でもありますが寺院の中にある店で買いました。
なぜかというとお土産のものはとても安いのですが材質がプラスチックのようでとても軽く安っぽく偽物のようなプラクルアンだったからです。
それとは別に寺院の中にあるものは値段は8,000バーツ以上するようなものも多いのですが素材が金だったりしっかりした物が多かったです。
こちらのほうが本物のプラクルアンだと思いました。
日本でもタイの輸入雑貨で『お寺で購入し祈祷してもらっている本物のプラクルアン』と謳って数千円で販売しているお店がたくさんありますが、それは全て安物のほうのプラクルアンだと思います。
お土産屋に行くと日本円で300円くらいの安いプラクルアンをたくさん見つけることが出来たので、そちらで仕入れているのだと思いました。
寺院外のお土産屋で売っているものは安価でプラスチック製に見えたため、寺院内の店でしっかりした素材のものを購入しました。値段は約1万円で、重さや質感に満足できるものでした。
プラクルアンは、タイで広く信仰されているお守りで、小さな仏像や僧侶の姿が彫られたものです。身につけることで邪悪なものから守られるとされており、素材や祈祷の違いによって価値が変わります。特に寺院で祈祷されたプラクルアンは本物として高い人気があり、信仰心の深いタイ人にとって大切な護身のアイテムです。
ワットアルンを見終えた後、川を渡った反対側にある「ワットポー」へ行くことにしました。少し距離があるため、フェリーで渡れる場所がないか探していたところ、ちょうどワットアルンの敷地内にフェリー乗り場があったので、5バーツで利用しました。橋もありましたが、遠回りになるためフェリーが便利でした。
ワットポー:バンコク最古の寺院で、タイで最も有名な観光スポットの一つです。寺院内には全長46メートル、高さ15メートルの巨大な寝釈迦仏が安置されており、その迫力に多くの人々が驚嘆します。また、ワットポーはタイ古式マッサージの発祥地としても有名で、敷地内にはタイ古式マッサージのスクールが併設され、観光客がマッサージを体験することもできます。観光と同時にリラクゼーションも楽しめる人気スポットです。
ワットポーの入場料は300バーツで、敷地は広く、見どころが多くて充実していました。
すべてを見終えた後、川沿いに出てみると、ライトアップされた美しいワットアルンが見えました。その後はバイクタクシーでホテルまで戻り、充実した一日を終えました。