2022年2月24日にロシアがウクライナへ侵攻し、おおむね1週間が経過しました。
私にはウクライナに家族います。
かねてよりウクライナとロシアは緊迫した状態にありましたがロシアが攻めてきて戦争が起こるとは誰も予想をしていませんでした。
私の家族はウクライナ西部の州であるIvano-Frankovsk(イヴァーノ=フランキーウシク)州に住んでいます。
イヴァーノ=フランキーウシク は戦場である東側のキエフやハリコフ、マリウポリ、南側のオデッサ、クリミアからは少し離れた西側にある地域になります。
動画の中の火事はイヴァーノ=フランキーウシク国際空港がロシア軍によって爆撃されたものです。
ウクライナでは国を守る為、18-60歳の男性は国内から出ることが出来ない為、父親、弟を残し女性の友人や家族と共にウクライナを離れ、ポーランドに行くことに決めました。
父親が車でポーランド国境まで送ってくれることになりました。
イヴァーノ=フランキーウシク からポーランド国境まで2-3時間くらいあれば着くことが出来ます。
ですが多くの国民がウクライナから逃れる為、ポーランドへ向かっているので道路は大きな渋滞となっています。
2/28日時点で約20万以上がポーランド国境に向かっていると言われています。
経由するリヴィウまでの道のりは比較的空いていました。
リヴィウに着くとスーパーではほとんどの食料品が品切れ状態でした。
そしてリヴィウを経由しポーランド国境まで向かうと残り30~40kmあたりから渋滞になっていました。
おそらくこのまま車で行くと2日くらいはかかると思います。
その日は車内で寝ることになりました。
夜23時頃から前の車も進まなくなった為、渋滞中の車は休憩を取って寝ていたのかもしれません。
翌朝になると多くの人が車で進むのを諦め、スーツケースを引いて徒歩でポーランド国境まで向かっていました。
家族の皆も車を降りて徒歩で国境まで向かうことにしました。
ポーランド国境まで約20km歩いていきます。
歩いて行く途中でバスに乗ることが出来ました。
車では渋滞ですがなぜバスに乗って早く到着出来るのかは不明ですがバスに乗ってすぐに国境付近まで到着することが出来ました。
国境付近には多くのバスと待機者がいます。
ここからポーランドへ入国するのにパスポートを渡し、手続きに約12時間以上かかりました。
ポーランドへ入国するとウクライナ難民の人達の為にフリーのフードサービスが用意されていました。
家族や友人はここからポーランドにある知り合いの職場で働くようです。