我々にとってセブ島のイメージとは美しいビーチのあるリゾート地だと思います。
ですがリゾート地はセブの中でもマクタン島やボホール島といった一部の地域のみであり貧しい人々が暮らすスラム街はたくさんあります。
私はセブ島の実情や文化知る為にリゾート地以外にも様々な場所を訪れてみました。
その中でもとても衝撃的だったのは貧しい人々が暮らすイナヤワンダンプサイト周辺エリアとイナヤワンダンプサイトでした。
場所はSMシーサイドショッピングモールの少し先にあります。
私はアプリでグラブタクシーを呼んでイナヤワンまで行きました。
イナヤワンダンプサイトはセブ島のゴミが一か所に集められた場所です。今では集められていないという情報もあります。
ダンプサイト近づくにつれて道が泥や砂利道に変わっていきドライバーさんにも申し訳ない気分になりました。
この周辺エリアはグラブタクシーを見つけることが出来ず呼べません。ですので200ペソほどチップを渡して帰りまで待ってもらいました。チップで200ペソは彼らにとって高額なりますが私はここに連れてきてもらったことに感謝してましたので迷うことなく渡しました。
ダンプサイトの周辺は集落があり人が生活しています。
家の周りには犬など動物の死骸がたくさんありました。
イナヤワンダンプサイトにつくとそこは大量のゴミの山でした。
私は真っ赤な髪をしていたので現地の人々は『どうしてこんなところに赤髪の日本人がいるんだ?』って顔をしてキョトンとしていました。
ゴミの周りには犬がたくさんいて何人か人がゴミを漁っていました。
彼らはゴミを分別して生計を立てているスカベンジャーと呼ばれる人たちです。
一日300~600ペソほど稼げるようです。
ゴミ山に登ってみようと思いましたが崩れたら危険だからといって止められました。
ゴミはビニール袋からペットボトル、紙コップなど何でも混ざっていました。
周辺を歩いてみることにしました。
生ごみのような臭いの道でした。
私は汚い場所に慣れていますが普通の人は耐えられないと思います。
ここに行ったことをセブの友人に話したら驚かれてバカだと言われました。
一人でここに行くことは危険なのでおススメはしませんが私はここに行けてよかったと思っています。
日本では経験出来ない貴重な経験をしたと思いました。